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生活・文化からくるデザイン
ストックホルムの街路樹でちょっと変な木を見つけます。


幹の太さや大きさのわりに葉っぱのついている部分のバランスが悪いのです。
 木の葉っぱの部分が立方体にカットされてたり、不自然にてっぺんだけ少ないものが多く見られます。

まだ葉が芽吹いていない冬に見た時は黒い枝の曲がり具合がすごい迫力を醸し出していました。


ちなみにこの木が並んでいるところはKTHといて、とってもエリートのエンジニアになる人たちが通う大学です。この図書館の入り口にあるカフェ、たまに忍び込んだりします。かなり雰囲気のいい大学で、わたしのお散歩コースになっています。
赤レンガの素敵な校舎です。
内部


 さて、話ははげちゃびんな木にもどって、なんでこんなことするの?!って疑問に思っていろんな人に聞いてみましたがみんな知らなくて、わたしの周りで学校の先生一人だけ知っていました。
むかしむかし田舎で牛や馬を放牧していて、生えている草をすべて食べ尽くしてしまった時がありました。地面に草がなくなってしまったので、木の上部に生えてた葉っぱをカットして牛や馬に与えていたという歴史があったようです。
 草がなくなってしまうくらいのその厳しい環境が想像できますし、酪農文化なんだなーとも想像できます。そんな人々の日々の営みから生まれるデザイン。とてもおもしろいと思いませんか?

 私はスウェーデンに来て、この地域独特のこの国の人の日々の生活や気候や環境に起因するデザインなど、もっというと国民が抱いている意識からくるデザインなど(本当はこれが一番知りたいのだけど)、住んでみなければわからないことをもっと知りたいと思っていました。
 いま、いくつかの事例が見えてきて、ちょっと調べ始めたところです。
 
 この街中によくみられるカットされた木のことを総称してHamla(ハムラ)と呼ばれています。いろんな木で実施されているようですが、私が見たのはシナノキ、あるいはヨーロッパにあるのでシナノキ科のセイヨウボダイジュだと思います。
 葉が芽吹いてからもカットするようですが、夜中にやっているのでしょうか、まだ業者さんたちの姿を見たことがありません。
 こんな風に昔からある風習みたいなものをデザインとして、現代の街中に取り入れて風景を作っているなんて素敵ですね。
ガムラスタン
これは地下鉄の窓から撮ったガムラスタン(旧市街)の写真です。
小さくだけど、四角くカットされた木が模型みたいに並んでいるのがみえますか?


| keiko | 21:00 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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Comment
はじめまして。『ランドスケープをしよう』のHPからリンクを見つけてやってきました。
上で紹介されているKTHに留学中の大浦明子と申します。
偶然にも高崎先生からkeikoさんの名前を伺ったところでした!きっと同一の方ですよね。
ローゼンダールには私もたまに行きます。素敵な場所ですよね。
もしご迷惑でなかったらお話が聞けたら…なんて思っているのですが。
良かったら、メールいただけませんか?よろしくお願いします。

長々と失礼いたしました。
Posted by: あきこ |at: 2008/06/23 4:18 PM
あきこさん、
コメント入力ありがとう!!
高崎先生に連絡しなければ。。。

※この後あきこさんとお会いし、一緒にうどんを作ってたべました。
Posted by: keiko |at: 2008/07/07 2:53 AM








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